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道を行く勅使
道を行く勅使
安着式
安着式
参向式
参向式
古くより当社に伝わる儀式で、史実に確証はなく、いつどのような経緯から成り立ったものかは明らかではありません。伝承では、御冷泉(ごれいぜい)天皇の御代に東北地方に蝦夷の反乱が起こり、朝廷が源頼義(みなもとのよりよし)を遣わして鎮圧に努めた際、賊勢甚だ盛んだったため、東北総鎮守社であった当社に朝廷が祈願された儀式を模したものとされています。

勅使役は5歳から8歳までの長男に限るとの掟があり、衣冠束帯に身を固め、馬に乗り参詣します。

宵祭に浜下がりという行事があり、その中で勅使安着式(あんちゃくしき)が執り行われます。これは船上で行われる儀式で、衣冠束帯の姿で祝詞(のりと)を背負った勅使と共に出迎えの人等が甲板に円陣を敷き、長く遠い船路を無事参向されたお祝いをするものです。後の世に付け加えられたと思われる謡曲高砂(たかさご)の住之江(すみのえ)に着きにけりを謡い、盃を干して終わります。当日は宿下がりと言って参拝はしません。

大祭当日正午厳守で参向式が始まりますが、すべてが勅使優先の儀式となります。伝承から想像されるように、勅使の祭文は東北の国安らかならんことを願う内容となっています。


勅使参向式の流れ
時刻 内容
1日目
宵宮
午後1時頃(その年の宿までの距離により変わる) 総代が宿に勅使を迎えに行く
午後2時(定刻) 社殿にて祭儀に先立ち清祓出立式
午後2時10分頃 トラック山車で小名浜港へ(浜下がり)
午後3時 小名浜港の船上にて勅使安着式
流鏑馬終了後 宿下がり
2日目
大祭当日
午前11時頃 総代が宿に勅使を迎えに行く
正午 勅使参向式
流鏑馬終了後 宿下がり

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